Published On: 2025.08.05Categories: 古民家の暮らし, 山の恵み・畑の恵み

猛暑が続いております。
こころなしか蝉の声も暑さに溶けそうに弱々しく聴こえます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

8月に入って今年もようやく梅の土用干しをしました。
今年は6月に小梅がたくさん拾えたので、初めて小梅も土用干しに!


実は、そろそろ土用干しをしよう!
という時に夏風邪をひいてしまい、
例年よりも遅れての梅しごととなりました。

青空のもと、梅をざるに並べて干して三日三晩。
日差しは想像以上に強いことを失念し、いつも通りにしていると
乾きすぎてしまいました。

梅拾いから始まって、大きくて完熟した梅を選んで手間をかけてここまできたのに、
最後の最後で干すのをやめるタイミングが遅かった。。。

 

 

残念無念だけれど、全部が全部乾きすぎたわけではなく
ふっくらと、「ちょうど良い塩梅」に仕上がった子たちもいて、
手に取って眺めて、ほっとしたり、にっこりしたり。

乾きすぎた梅は、ちょっと固くてしわしわだけれど
その姿もまた健気で可愛らしくて、
梅しごとの奥深さをあらためて感じたひとときでした。

来年こそは、もっと上手に――
お日さまのご機嫌と、風のやさしさを味方につけて
ふっくら、つやつやの梅干しに仕上げたいです。

部屋に取り込むと、梅の香りに包まれて幸せな気持ちになりました。

投稿者プロフィール

永井 晶子
永井 晶子生前整理・片づけ収納アドバイザー
~捨てずに生かすお片づけ~
物・心・情報を整理し、
かろやかで心豊かに暮らすための
片づけ方のご提案をしています。