Published On: 2020.01.26Categories: 古民家の暮らし, 道具

昔の冬のほんわりあったかな暖房の道具を集めてみました。
↓これは猫火鉢です。

中に炭火を入れて蓋をします。
上から炬燵蒲団をかけて手足を温めます。

これは?

これも暖をとるための道具です。
中の火入れの中に炭火を入れて使います。

前から見ると上の部分が二重になっています。
右に写っている火入れ。残念ながら割れてしまって半分しか残っていません。

↓瓦土製の行火(あんか)です。
これも布団を被せたり、炬燵の中に入れて暖房に用いたそうです。

横から見ると、これも上が二重になっています。
二重にすることで、上の部分が熱くなりすぎないようにしているのでしょう。

行火は室町時代から使われだしたそうです。
持ち運べる可動式の炉として便利だったようです。
持ちやすいように手をかけるところがあります。

そしてこれは、ナショナルの電気行火。
中に炭を入れて使っていた櫓炬燵より、ずっと安全に使えるようになりました。
かすかに中学生の頃に使った記憶があるような気がします。

昔の暖房の道具が勢ぞろい!!

新しいセミナー「古民家とぜんざいと珈琲を楽しむ会」で受講生の皆さんに見て頂こうと思って、物置から引っ張り出して綺麗に磨きました。
埃を被っていた時は何とも思わなかったけれど、こうして磨くと丸くてほっこり可愛くて愛着が湧いてきました♡