Published On: 2025.03.10Categories: 古民家の暮らし

春の暖かな日差しを感じる朝です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ご無沙汰しております。
今年初めてのブログの更新となりました。
気が付いたらもう3月でした・・・💦

 

昨日庭に出てみると、梅の蕾がふっくらと膨らんでいるのを見つけました。
その可愛らしい姿に、ふと「そろそろ屏風を出そう」と思い立ち広げてみました。
長年親しんできた屏風ですが、その時、初めて気づいたことがありました。
梅の枝のそばに、小鳥が二羽描かれていたのです。

 

「ずっと見てきたはずなのに、なぜ今まで気づかなかったのだろう…」
小鳥が描かれているのは知っていたけれど、二羽だったことは初めて気が付きました。

 

そう思いながら屏風を眺めていると、
一昨年父が旅立ち悲しみに沈んでいた頃の記憶がよみがえりました。
ふと庭を見ると二羽の小鳥が遊びに来ていました。
それはまるで、「大丈夫だよ」と語りかけてくれているようで、 涙があふれたことを思い出しました。

ちょうどその頃、6年ほど前に一度手放したオシドリの置物が、
ご縁があってまた戻ってきました。

 

そして今朝カーテンを開けると、
庭の梅の枝の横の電線にまた二羽のスズメがちょこんととまっていました。

 

ひんやりとした朝の空気の中、
春の光を浴びながらさえずるまん丸な姿に心がぽっと温まりました。

あの冬の日に訪れた二羽の小鳥。
舞い戻ってきた二羽のオシドリ
屏風の中の二羽のカッコウ。
そして、今朝の二羽のスズメ。

不思議な巡り合わせに、優しい縁を感じています。
二羽の小鳥に励まされて、
この春から生前整理の講座を再開したいと思っています。

皆さまのもとにも、穏やかで優しい春の光が降りそそぎますように。

また、折に触れて綴ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

いずれ春永に・・・。

 

 

投稿者プロフィール

永井 晶子
永井 晶子生前整理・片づけ収納アドバイザー
~捨てずに生かすお片づけ~
物・心・情報を整理し、
かろやかで心豊かに暮らすための
片づけ方のご提案をしています。