
古民家再生
初めての漆喰塗り
築120年の古民家「楓花」。
この部屋の壁を、思いきって塗り替えることにしました。
柱は黒、壁は白。
ずっとそんな部屋にしてみたいと思っていたのです。
でも……
漆喰塗りなんて、もちろん初めて。
そこで、古民家をDIYしながらカフェをしている友人にSOS!
古民家をひとりでリノベーションして、美味しい珈琲の店「音無珈琲店」を開業した友人です。
快く手伝ってくれる最強助っ人に、教えてもらいながら挑戦することになりました。
まずは「before」

長い年月を過ごしてきた壁。
それはそれで味わいがあるのですが、
ところどころにシミや色むらがあり、少しお疲れ気味でした。
「よーし、やるぞー!!」
やる気マックスで、いよいよ作業開始です。
まずは養生から

塗装や漆喰の作業で、
一番大切なのは 養生(ようじょう) だそうです。
床や柱を汚さないように、
テープとビニールで丁寧に保護していきます。
……が。
正直に言うと
この作業があまり面白くない(笑)
早く塗りたい気持ちをぐっとこらえて、
せっせと準備をしました。
でも↑写真の養生テープ、
ビニールがついていてとても便利でした。
いよいよ塗ります

木部は「いろは」の神代色で塗装。
柱がきりっと引き締まって、
古民家の骨格がはっきりしてきました。
「いろは」を使った以前の実例です↓
ずいぶん昔のもあって、懐かしく思い出しました。

そして壁は
「うまくヌレール」という漆喰を使って
クリーム色に。

(写真のうまくヌレールの上に載っているのが、いろはです。)
コテで壁をなでるように塗っていくのですが、
これが思っていたよりずっと楽しい。
夢中になって塗っているうちに、
だんだん壁が明るく変わっていきました。
でも…なかなか難しい
とはいえ、
初めての漆喰塗り。
思ったようにはいきません。
あっちにムラ、
こっちにもムラ。
時には漆喰をボトッと落としたり。。。
「これでいいのかな…?」
と思いながら、なんとか塗り進めました。

最後の仕上げは、やはりプロ(友人)にお任せ。
さすがのコテさばきで、
壁がすっと整っていきました。
完成
そして最後に
養生テープを剥がします。
とてもとても気持ち良かったあ~
こうして完成した部屋。





黒い柱と、やわらかな白い壁。
以前とは違う、すっきりとした印象の空間になりました。
もちろん近くで見ると
私が塗ったところはムラもいっぱい(笑)
でもそれも
「手仕事の跡」ということで。
この部屋には、
友人と私の、汗と努力と
ワイワイ笑いながら作業した思い出が塗り込まれています。

古い家は、
手をかけるほどに
少しずつ息を吹き返すような気がします。
また一つ、
楓花の部屋が生まれ変わりました。
新しい風が吹き抜けた気がしました。
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