Published On: 2019.09.29Categories: 古民家の暮らし, 珈琲の薫り, 道具

見た瞬間に、その横顔に一目惚れ。そのフォルムにノックアウトされました。
出会いは8年ほど前の岡山駅近くのお店。
持ち手の形状や、高台の上がキュッと締まっているフォルムが陶器では見たことがなくて心奪われました。

この珈琲茶碗に出会ったことで、備前焼の珈琲茶碗に魅せられました。
黒備前や

火襷(ひだすき)

色違いでペアカップも

珈琲茶碗を集めているうちに、美味しい珈琲を淹れられるようになりたいと珈琲教室に通うことに。
もう6年も前。楓花を開業するなんて思いもしてなかった頃です。

そして「楓花」を始めて少し経った頃、お客様にお出しする珈琲茶碗を買いに、かめ代が倉敷の美観地区に行ってくれました。
「お気に入りの珈琲カップとそっくりの珈琲カップがあるよ!」
と興奮した声で電話が。
なんと作家「松井浩之」さんの個展にたまたま遭遇したのです。私はまだお会いしたことがないのですが、いつか個展に行きたいな。
その時買ってもらったのがこちら

みんな集めて、しばらくうっとり見つめました♡♡♡

初めて陶器の珈琲茶碗を買ったのは、25年ほど前。織部焼の陶器市でした。
↓左側の黄瀬戸の優しい黄色に心が和んで、黄瀬戸のファンになりました。
右側の織部は,買って帰って箱から出したまさにその時、手から滑り落ちて・・・
持ち手がポキンと!!!(涙)
接着剤でつけて使っています (笑)

最近では昭和の頃の磁器の珈琲茶碗にも心惹かれて、手に入れたのがこちら。

なぜか懐かしい気持ちになります。

備前焼の珈琲茶碗との出会いが、珈琲教室の先生「大地耕作」先生(岡山の自家焙煎・深煎り珈琲のお店 ブルーマウンテン店主)との出会いにつながりました。
本当にありがたいご縁です。
そして今、「楓花」のお客様に珈琲を提供しています。

ほんの数年前には想像もしていなかった日々です。