Published On: 2025.06.19Categories: 古民家の暮らし, 山の恵み・畑の恵み

 

梅雨の時期は、庭の緑がいっそう深みを増してきます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
気づけばずいぶんとご無沙汰してしまいました。
あっという間にもう6月も半ばですね。

 

例年この梅雨の時期は梅仕事に追われます。
そして今年も梅の甘露煮に挑戦しました。

毎年、皮が破れたり、あれこれと反省点もありましたが……
今年は何とか成功!かな・・・。

コロンコロンとまあるい梅が可愛くって♡

可愛い梅の甘露煮は作るのに手間がかかります。

洗ってヘタを取った後、消毒した剣山の上で梅をコロコロ。

そのあと、あく抜きを3回。
梅を手でやさしく転がしながら、湯の温度(50度まで)を見て、そっと…
(※手の皮が丈夫な私はそのままでOKでしたが、やけど注意です!)

そして――
梅1kg、水1200cc、砂糖700〜900g(3回に分けて投入!)
弱火でコトコト40分。

落とし蓋も忘れずに。火は強すぎないように、のんびりと。

甘〜い香りが立ちのぼる頃には、つやつや、ふっくら。
まるで宝石みたいな梅ちゃんができあがります。

↓詳しい作り方はこちらからどうぞ

 

6月初めに収穫した青梅や熟した小梅たち

 

青梅は梅シロップに
小梅は塩漬けにしました。今年はジップロック漬けに挑戦!

 

梅シロップがあがってきたので、まだ早いのだけど
味見と称していただくことに!

 

庭を見ながらいただこうとしたら、お膳に空の雲が写っててなんだか感激

 

お膳を変えたらどうなるかなあ~
と思って赤いお膳にすると、綺麗に青空と雲がお膳の上に!
なんだか嬉しいな。

 

甘露煮をひとくち。
ひんやり甘酸っぱくて、梅の香りがふわりと鼻に抜ける、まさに“ごほうびのひとさじ”。

手間ひまはかかりますが、そのひとつひとつが、季節を味わう贅沢でもありますね。
梅ジュースも冷たくて爽やかで、この季節にぴったりです。

 

3日ほど前はまだ青かった梅たち。

 

今朝採った梅たちは、黄色く熟した梅がたくさん!
これから大きくて傷のない梅を選別して、梅干しにする準備を始めます。

梅しごとは、まさに「てまひまを味わう時間」。
たくさんの梅の実を落としてくれる、梅の木に感謝しつつ
今朝もこつこつ梅仕事。

おいしくなりますように。

 

投稿者プロフィール

永井 晶子
永井 晶子生前整理・片づけ収納アドバイザー
~捨てずに生かすお片づけ~
物・心・情報を整理し、
かろやかで心豊かに暮らすための
片づけ方のご提案をしています。