Published On: 2020.04.24Categories: 古民家の暮らし, 柴犬まり


退屈そうな看板犬「まり」。

「まり、筍掘りに行こうか!!」
と誘って裏山へ。

裏山の竹林への道

いつもは私の横を歩く「まり」が
山道は私の先を歩いて引っ張ってくれます。

早速筍探し。

「ないなあ~」
(私は筍を探していますが、まりはただ遊んでるだけかも・・・笑)

イノシシが掘った穴が至る所にボコボコと・・・
「あ~あ、イノシシに先を越されちゃったね。」

「まり、上を見てみて!竹が風になびいてるよ!」

地面だけを見ていた時には気付かなかった、
しなやかな青々とした竹が空に伸びていました。
耳を澄ますと葉と葉の葉擦れの音がサラサラと爽やかです。

「まり、こっちの木漏れ日も素敵!」

太陽の光と、光を受けて輝く新緑、吹き抜ける風と、心地よい葉擦れの音。

小鳥の歌う声にも耳を澄まします。

筍は無かったけど、
緑のシャワーを浴びたような爽やかな気持ちで帰ります。

次の日電話が鳴って

「おたくの山に筍がたくさんあるよ~。」

「あれ??なかったような気が・・・」

つづく