Published On: 2020.08.30Categories: 古民家の暮らし, 山の恵み・畑の恵み

ガラス作家の『迫田岳臣』先生の作品「ガラスピッチャー」。

老後は「自分のお気に入りの物だけに囲まれて暮らす!」のが今の私の夢なのですが、
間違いなくそのお気に入りの物の1つになる、小さくて丸くて可愛い「ピッチャー」。

何が心を動かすかというと、そのフォルムの可愛さはもちろんですが、ガラス特有の光の透過性です。

背景の景色を反転して明るく映し、そしてガラスを透過して輝く光がテーブルに映ります。
時間とともにうつろう光の様は見ていて飽きません。

下の写真は、レースのカーテンをバックに逆光で撮りました。
丸い側面に映るレースの模様と光の強弱に心を奪われます♡

本来なら飲み物を入れるピッチャーですが、お花も生けたりして自由に使っています。

ところで、活けてある花。逆光で見えにくいですが何だと思いますか?

ミョウガの花です。

ワサワサ成長しているミョウガの葉。

葉をよけて、根元を見るとミョウガが顔を出しています。

弱々しくて可憐なミョウガの花が咲いていました。
太陽に当たらない薄暗い場所でひっそりと花をつけます。咲いても1日でしぼんでしまうミョウガの花。

何かを耐え忍んでいるかのような様子から『忍耐』という花言葉がついたそうです。

花が咲く前のミョウガと一緒に収穫しました。

先日のブログでも紹介した『ミョウガの花』と「芽昆布ときゅうりの糠漬けの和え物」。
可憐な花もしっかりミョウガの味がします。

こちらは母特製「ネブトと紫玉ねぎの南蛮漬け」の上に刻んだミョウガをトッピング。

カレーにも大葉とミョウガを散らします。

最近スパイスカレー作りに凝っていて、妹「かめ代」に教えてもらったり、調べたりして何度も作っているのですが、なかなか自分好みの味が作れなくて・・・。

ヨーグルトやりんご、蜂蜜やバニラアイス、甘酒や酒粕・・・。色々挑戦しましたが、美味しいけれど何だか物足りない。

結局市販の「カレールウ」をひとかけプラス。
それが私の舌には一番合ってたみたいです。簡単な舌です(笑)
しっかり「カレールウ」に胃袋掴まれてることに気が付きました。

写真ではミョウガは少しですが、実は食べ進めるにつれて「追いミョウガ」を何度も(笑)

ミョウガたっぷりのカレーを堪能した暑い夏です。