Published On: 2020.11.03Categories: 片づけ収納

庭の紅葉が赤く燃えて、秋が深まってきました。
暑くもなく寒くもなく、この季節は「片づけ日和」が続きます。

↓以前の実家の階段下収納。母は手足の痛みで思うように動けないので片づけることができません。
何十年も前から保存し続けた「紙袋」が200枚以上。
「いつか使うかも。」
ととっておいた結果、多すぎて必要な紙袋を探すこともできなくなってしまっています。

片づける時は、中の物をまず全部出します。(これ鉄則です!!)
同じようなほうきが3本も出てきました。見当たらなくて次々新しいほうきを購入したのでしょう。

この階段下収納は、玄関のそばでキッチンやリビングからも近い絶好のポジションにあります。
有効利用しないともったいない!!
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↓紙袋は大中小10枚ずつ残して保存。(少ない?いえいえこれからまだまだ増えます💦)
リュックには避難用品を入れています。

そして家じゅうにバラバラにあった清掃用具を集めて、すぐ使えるように取り出しやすい高さに吊るしました。
棚の上も右側半分は、雑巾やスポンジ・掃除機の充電器・クエン酸や過炭酸ナトリウムなどの掃除用具。
左半分は、アイロン用品や延長コード・懐中電灯・電池など、普段使うものを集めて収納しました。

実は収納用品は何も買っていません。
片づける前に収納用品は購入しません。(これも鉄則です!!)

片づけを進めると、収納用品が次々と余って出てくるのです。
そこでとりあえず余った収納用品や紙袋などで代用します。
しばらく使ってみて、もし必要性を感じたらサイズ等しっかり考えてから購入します。

そして、忘れてはならないのが照明。
夜になっても見やすいように人感センサーライトをつけました。

階段下収納が綺麗に片づくと他の所も気になって、高齢の母も家じゅうに溜めていた「いつか使うかも」を少しずつ手放してもいいと思えるようになりました。片づけ力大幅アップです!!

そうなると片づけもサクサクと進みます。時には妹のかめ代にも手伝ってもらって、家じゅうの片づけをしました。(かめ代サンキューです♡)
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↓こちらは、サロンを経営されている方の押し入れ収納です。
綺麗にされているように見えますが、ご本人は使い勝手の悪さを感じておられました。

実は3段ボックスの後ろに、普段あまり使わない物を収納していました。
そのせいで3段ボックスが中途半端な位置にあります。

下の段は、よく使う大きなシートや枕や大判のタオルを重ねて収納しています。
大きなシートを動かさないと、下の物はとれません。
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そこでまず、3段ボックスの後ろの物を処分して、3段ボックスを後ろにずらしました。
これで作業スペースが確保できました。
ボックスの中も必要な物を厳選して収納します。

下の段も棚を置くことで、枕や大判のタオルなど、ワンアクションで取ることができるようになりました。
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こちらは立てて入れたい黒いファイルを、横にして収納しています。
下の段はほとんど普段使用していないものです。
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ボックスを横にすることで、黒いファイルをたてて収納できました。
下の段も奥に普段使わない物を置いて(何が入っているか見えるように置くことがポイント)
その前にいつも使うシートを置きます。
いつも使う物を、ワンアクションで取り出せるようにすることが、使いやすく片付けやすい収納のポイントです。

決断力が素晴らしい方で、1時間あまりで片づきました!!
「使いやすくなりました~!」って言ってもらえて、嬉しい♡♡
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いらないものを手放すと、本当に大切な物が見えてきます。
どこに行ったかわからない「大切な物」が、片づけることによって出てきた経験、きっとあると思います。

捨てるのではなく、手放す。
物にも「ありがとう」と言葉をかけて必要な人に譲ったり、寄付したり、メルカリなどに出品したり。
そうすると、「物」も第2の人生を送ることができますね。
それが本当に物を大切にすることなんじゃあないかな。

物を減らすと、掃除もしやすく物を探す時間も減ります。
何よりリバウンドしにくいので、ストレスも減ってかろやかな気持ちで快適に過ごすことができます。

何ひとつ購入することなく生活の質が劇的にアップする。
「片づけ」の威力、恐るべしです!!

でも無理は禁物。
使わないけれど持っておきたい物って結構ありますよね。
そんな時は、いい方法があります。

生前整理や片づけ収納の講座で詳しくお伝えしています。

生前整理はまず物の片づけ方法からお伝えします。
これからの人生で今日が一番若い!!(笑)
生前整理には体力が必要です。
元気なうちに始めてみませんか?