Published On: 2020.09.28Categories: 古民家の暮らし, 山の恵み・畑の恵み

いちじくを漢字で書くと「無花果」。「花の無い果実」ってどういうことかな?
と思って調べると
いつも食べている「果実のように見える部分」の中の粒粒が花なんだそうです。
花の集まりを食べてることになるのかな。

イチジクを見ると思い出すのがコンポート。

昨年お客様に頂いた手作りのイチジクのコンポートが美味しすぎて、
「作り方教えてください!」
とお願いしていたら、

「庭でたくさん採れたから。」
とコンポートとイチジクも持ってきてくださって・・・感謝!!

コンポートは3つも♡♡♡
作り方は
大きな鍋にイチジクを重ねないで並べて、
ホワイトリカーかワインをひとまわし。
レモンかクエン酸を入れて
砂糖を3回に分け入れて、1時間ほど煮たらできあがり。
と教えてもらいました。

「砂糖の量は?」と聞くと
「砂糖の量はいつも量らないからわからないわあ~。」

このセリフよく聞きます。
美味しい梅干しを持ってきてくださる、梅干し名人の地域の方も
「塩の量はいつも量らないからなあ。だいたいよ。」と・・・。

何十年も作り続けて身体で覚えている「だいたい」の量。
尊敬です。

早速自分でも、「赤ワインたっぷりのコンポート」と「甘さ控えめジャム」を作ってみました。
作って気付いたのは、
たくさんのイチジクからできる量は瓶2つ分だけだった、ということ。

今までどれだけのイチジクを剥いて煮て手間をかけて作ってくださっていたのか
自分で作ってみて身に沁みます。
なので、大事に大事に頂きます。

地元の牛乳で作った自家製ヨーグルトに、イチジクのコンポートをひとつポトンと落として、庭のミントを飾ります。
美味しくないわけがありません!!妹のかめ代とうっとりと頂きました。

そして
こちらは、青いうちに採り損ねた完熟ゴーヤ。
ゴーヤもそろそろ終わりですが、まだぽつぽつと実がなっています。
今年は2種類のゴーヤを育てました。
表面が平らな種類とブツブツの種類。
一番右側のブツブツのゴーヤは、収穫するのが遅すぎてはじけてしまいました。

中の赤い種の周りはスプーンで掬って頂きます。少し青臭いですが甘いです。

ゴーヤって青い時に収穫して、苦みや食感を楽しむもの
と思っていました。別名「苦瓜(ニガウリ)」とも呼ばれるくらいですから。
いつもは青いままジュースにします。
今の季節はゴーヤ・ピーマン・モロヘイヤなどで、超苦いジュースが定番です。
(春の野菜ジュースのブログ→朝の楽しみ~自家製若葉ジュース~

でもこの度は完熟してしまったので、
今日は完熟ゴーヤジュースを作ります。

折角色が綺麗なので、麹甘酒と一緒にシンプルなジュースに!

完熟すると苦みがなくなって、とても飲みやすいジュースになりました。
苦さが嫌いな方には栄養たっぷりの完熟ゴーヤジュースがおすすめです。

青いゴーヤを常温でそのまま置いていても追熟するので、ゴーヤを植えてなくても作れます。

今日は私の誕生日でした。息子たち夫婦からプレゼント。
鮮やかな薔薇と、シックなフレグランスランプ♡

それぞれの夫婦であれこれ考えて選んでくれたのだと思うと、微笑ましくて嬉しくて・・・。
幸せな1日です♡