Published On: 2020.02.22Categories: 古民家の暮らし, 古民家再生, 部屋のしつらえ

部屋に囲まれた「中の部屋」(全然センスの無いネーミングです・・笑)

もともとは大きなデスクと洋風の飾り棚、ソファーが置いてありましたが、
5年ほど前に和風の部屋に変えました。

↓はじめは座卓を置きましたが、「楓花」を開店して椅子席をご希望されるお客様が多いので

↓少しずつ手を入れて、テーブル椅子席にリフォームしました。

実はリフォーム前の灯りは、蛍光灯がむき出しでした。

あまりに風情がないので・・・

使わなくなった襖の中の木枠を外して

縦に半分に切り、和紙を貼って

取り付けるための釘(素人DIYなので、釘しか思いつかなかった💦)を打って

取り付けて完成!!
蛍光灯むき出しと比べると風情があります。

そして、10年ほど前に庭の木を切って製材してもらっていた板を、大工さんに天板に加工してもらって

色を塗りました。最初はほかの部屋で使っていたのですが

「中の部屋」に移動して座卓の代わりにセッティング。二階にあった籐の椅子と組み合わせました。

部屋の隅の籐のテーブルの上には、古い鞄と昔の本を飾りました。

「祖母の嫁入りダンス」の上の部分はカウンターにリメイクしてダイニングにセッティングしましたが、
下の部分は、引き出しを抜いて色を塗って飾り棚にリメイク。
物置の隅で埃を被っていた昔のラジオなどを綺麗にしてレイアウトしました。

漱石全集も数冊選んで飾りました。
将棋の碁石をブックエンド代わりに・・・

そして畳の上に絨毯を。

物をできるだけ買わずに「ある物」を使ってのリフォームなので、和と洋とアジアンのミックスになりましたが、
意外と馴染んでる感じがします。

この部屋のリフォームをして1番感じたのが、「灯り」の効果です。
↓灯りをつける前

灯りをつけると
柔らかい陰影ができて、温かい雰囲気で落ち着いた気分になります。

時間をかけてあれこれ考えてリフォームを続けています。

木や籐・布・和紙の持つ温かさと、自在に形を変えて存在感を保つ柔軟さに脱帽する日々です。