Published On: 2020.01.08Categories: 古民家の暮らし, 古民家再生, 部屋のしつらえ

毎年この季節に玄関の横に飾る松竹梅の絵は、妹かめ代のお義父さんが描いてくださったものです。
松の力強さと梅の優しさのコントラストを楽しみます。

玄関を入った目の前に飾っているこちらの書は、私の曽祖父が書いた『熟慮断行』という文字です。
熟慮が足りず、「迷ったらゴー!」の私にとっては耳の痛い言葉です(苦笑)
でも見るたびに心に留めています。
壺は父の作品です。帯と壺を引き立たせたくて、後ろに黒色で塗った建具を立てかけてみました。

ダイニングには鶴亀のタペストリー。
祖母の嫁入り道具にかけていた古布に母が刺し子をしてタペストリーに再生してくれました。
毎年おめでたいので飾っています。左側には玄関と同じ建具を置きました。

これらの玄関やダイニングで使っている建具は、物置で埃を被っていたのを洗って色を塗って再生させたものです。

ダイニングのテーブルも、もともとはこんな感じでした。
違う2つの種類のテーブルをつなげていたので落ち着きません。そして奥のキッチンが丸見えです。

そこで数年前にテーブルを手作りすることに!
ホームセンターで板を買ってきて、大工さんに足をつけてもらいました。
(自分で足をつけようとしましたが、難しかった💦)

足を黒く塗ります。

天板は薄い茶色、足は黒く塗って・・・
でもなんだかピンとこない。

思い切って真ん中を黒く塗ってみました。
2つ作ってつなげると統一感がでました!!

カウンターも作ったので、台所の目隠しにもなりました。スッキリして嬉しい♡
(カウンターのプチリフォームはこちら

珪藻土で塗った白い壁にはあまりごちゃごちゃ飾らずに、白さを楽しみます。

絵は描けないけれど、なぜか色を塗るのは大好き。
こんなだった床も・・・

古いワックスを専用の液剤で拭き取って、磨いて、そして色を二度塗りしてまたワックスをかけると(長い長い道のりでした😢)
何という事でしょう!!
ぴかぴかになりました☆

手をかけて慈しんで家を整えると、気持ちの良い風が吹き抜ける気がします。