もうすぐお盆ですが、猛暑に台風。
今年はお天気が気になります。
皆さん夏バテされていませんか。
私は持病の腰痛と膝痛が悪化した所に、
体調を崩してふらついた80キロ超の父を支えてしまいさらに悪化。。。
しばらく寝込んでいましたが、おかげさまでなんとか痛みもおさまってお盆を迎えられそうです。
お盆の迎え火の準備。
昔はローソクを点けていたけれど、今うちにあるのは電池式です。
電池が切れていたので、新しい電池に交換。
準備OKです。
ご先祖様が迷わないように、13日になったら電気をつけます。
お盆やお正月や法事で、みんなが集まった時に必ずすることがあります。
みんなで『集合写真』を撮ることです。
もう何年も欠かしたことがありません。
その写真を見て気づくこと。
1枚も参加者が同じ写真がないことです。
毎年同じように集まって同じように写真を撮っているけれど、毎回違うのです。
仕事で日本にいなかった。
コロナで制限がかかった。
病気で帰れなかった。
お嫁さんが来てくれた♡♡♡
新しく赤ちゃんが加わった♡♡♡
親戚のみんなが来てくれた♡♡♡
「一期一会」と言いますが、
家族といえど、離れて暮らしていると毎回毎回の集まりが「一期一会」です。
その時間そのメンバーでいる大切な空間であり時間です。
「また会える」ではなくて、「今その瞬間」を楽しみたいといつも思っています。
実はこの感覚は子供の頃から感じていました。
なぜそう思うようになったかというと。。。
今から50年ほど前。
私が小学校6年生の頃、祖父母・父母・三姉妹(私は長女です)で、北海道でキャンプをしたことがあります。
もちろんキャンプ場ではなくて、海のそばでサバイバルのようなキャンプです。
トイレもお風呂もありません。当時それが普通だと思っていました(笑)
その時祖母が私にそっと言った言葉
「みんなと一緒にキャンプをするのは最後かもしれないねえ。」
私は
「また来年も来ようよ!!」
祖母
「そうだねえ。来られたらいいねえ。」
私は(また来年も再来年もみんなでキャンプできるのに、どうしてそんなことを言うのかな)
ととても不思議に思ったことを覚えています。
でも本当にそれが祖父母そろっての最後のキャンプになりました。
特に大きな理由があったわけではありません。
体調を崩したり、引っ越しがあったり、部活が始まったり。。。
みんなで揃うことが難しくなったからです。
「大切な人と同じ空間で時間を過ごすことは当たり前ではない」
と子供ながらに強く実感しました。
これから、私が90歳までに子供や孫たちと何回会えるかを計算してみました。
お盆とお正月、1年に2回会うとして、あと56回です。
(90歳までぼけずに元気で生きる気満々です!笑)
私の高齢の両親も揃って集まれるのは、もっともっと少ないはずです。
だからこそ、大切にしたい。。。
その願いが通じているのか、
いつも日時を合わせて家族みんなで集まろうと尽力してくれる子供たち。
嬉しいお盆はもうすぐです。
今年は家系図や写真を見ながら、祖父母や父母の思い出話をしたいなあ。
そして例年通り集合写真を撮りたいな。
台風7号が近づいています。
子供たちは、台風が来る前に帰省と墓参りをすませて家に帰れるように予定変更。
帰省の日数は減ったけれど、無理せず安全安心が一番です。
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