Published On: 2019.10.26Categories: 古民家の暮らし, 道具

『千歯扱き』せんばこきって聞いたことがありますか?
稲を刈ったあと

乾燥した稲の束を、櫛状の歯の部分に叩きつけ引いて梳きとる道具です。
つまり脱穀機です。
画像をお借りしています

千歯扱きの歯と歯の隙間を「目」といい、稲用と麦用で異なるそうです。稲用の目が5厘(約1.5mm)、麦用の目は1分目(約3mm)なので、
うちにある千歯扱きは稲用ということになります。

そして先日お伝えした唐箕が、脱穀後の「籾の選別」を行います。

こちらは米を計量する道具です。
1斗枡です。

中に刻印がありました。

1合枡と比べると、大きさがわかります。

3つ重ねてみました。上から順に、1合枡一升枡1斗枡です。
1合枡を見るとお酒をイメージするのは、私だけでしょうか?(笑)

稲刈りも終わり

地域の秋祭りも終わって

いよいよ秋も深まります。