Published On: 2020.10.12Categories: 生前整理, 笑って泣いて介護日記

コロナ過で家の整理を始めたけれど、「写真」にはなかなか手がつけられない・・・
生前整理をしていて「写真」をどう片付けていいかわからない・・・

そう。片付けられない物の代表は・・・写真です。

写真には人生そのものが映し出されています。
とても大切なものだけれど、片付けられずにそのままになってしまいがちです。

大切な思い出の写真を厳選して紙焼き写真として残して
ベストショットアルバムをつくりませんか?

昨年の父の誕生日に、父のベストショットアルバムを作ってプレゼントしました。

 

 

自分の輝いているアルバムを見ることは生きる活力にもつながります。
父は泣いたり笑ったりしながら、とても生き生きと語って喜んでくれました。

そこですぐに母のベストショットアルバム作りを始めました。
ですが、なかなか進みません💦

 

重たいアルバムが多数。アルバムに貼ってなくて時系列がわからない写真も多数。
その中から自分が輝いている思い出の写真を選ぶ作業は、途方もなく時間がかかります。

作業をする中で、10歳までの写真が1枚しかないこともわかりました。
ない理由は、「戦争」です。父と同じ理由でした。
詳しい話を聞けば聞くほど、残った1枚の大切さが身に沁みます。
赤ちゃんの時の破れた写真1枚。
貴重な写真。台紙から剥がすと破れそうです。

 

スマホのアプリ「フォトスキャン」を使ってスキャンして、パソコンで編集してみました。
完璧ではないけれど、縦に入っていた破れ目が少し薄くなって、母も喜んでくれました。
もう少しパソコンの勉強して綺麗にしたいと思っています。
(写真屋さんに持っていく方が綺麗ではやいかも!!)

 

↓この写真は母の一番のお気に入り!
新婚旅行の写真です。
表紙に入れて飾っておきたかったので、またまた「フォトスキャン」でスキャンして今度は縮小して印刷。

 

アルバムの表紙のハートの中に納めました♡
便利なアプリのおかげで思うようにできます!!

10か月かかってやっと完成してプレゼントしました。
その時の様子はこちらから→(かめ代のブログhttps://kameyogohan.blog.jp/?p=6 )

 

山積みになっていた大量のアルバムは、重たくて見る気もしなくて埃を被っていたけれど、

自分の輝いている写真を集めた軽いアルバムは、いつでもどこでも気軽に見ることができます。
そして小さなアルバム1冊だけで、今まで生きてきた人生を生き生きと語ることができます。

 

写真の整理は時間がかかるし、根気も必要です。
1年でも若いうちに作ることをお勧めします(笑)
(私も自分のアルバムを作りながら何度も挫折しそうになりました💦)
でも1度作ったら、年に1枚ずつその年のベストショットを追加してバージョンアップするだけで、自分の人生を彩る素敵なアルバムになります!

今はコロナ過でなかなかみんなで集まることは難しいですが、
アルバムを囲んで、おじいちゃんおばあちゃんが自分の人生を子供や孫に語っていく。
そんな時間を過ごしたいなあ~と願っています。

自分の人生を写真を通して語る。
つらい思い出も、「話(はな)す」ことで「離(はな)す・放(はな)す」ことができるそうです。
(あさイチという番組からの情報です。なんだかとても納得しました。)

つらい思い出から解放され、輝いていた自分を見つめ、そして明るくこれからの人生を考える。
それが究極の生前整理かもしれません。