Published On: 2020.05.16Categories: 古民家の暮らし, 発酵食品と保存食

今年も露地いちごが赤く実りました。
露地いちごは滋味深く甘酸っぱくて、毎年の楽しみです。

例年ご近所さんから仕入れて(感謝です!!)ランチのデザートとして提供していましたが、
今年は仕入れた「いちご」をお世話になっている方に配ったり、保存したりして楽しんでいます。

今年は一気に温かくなりそして雨が多くて、「露地いちご」にとっては悪条件でした。
大変な手間と愛情をかけて育てても、最後の最後には天候に大きく左右されます。
廃棄しなければならない「いちご」がたくさんあり、大きく実った「いちご」は貴重です。

小粒の「いちご」で「いちご酢」と「いちご酒」を作ります。

「いちご酢」は500gの「いちご」の上に500gの氷砂糖をのせて
りんご酢を1000㏄注ぎます。

「いちご酒」は500gの「いちご」の上に、皮をむいて半分にした檸檬と氷砂糖50gをのせてホワイトリカーを900㏄注ぎます。

漬けてすぐの「いちご酢」(左)と「いちご酒」(右)。

一日経つと、氷砂糖が溶けて、「いちご」が浮かんできます。
浸透圧の関係なのか、「いちご酢」の方が「いちご」が縮んでいます。

畑仕事の後、「いちご酢」を炭酸で割って飲むのが楽しみ!!
甘酸っぱいイチゴと酢、そして炭酸の刺激で疲れも吹っ飛びそうです❤
血液サラサラ、美肌効果もありそう!!

甘酒に入れたり、ドレッシングなど料理にも使えそうです。

残った一番小さな「いちご」は定番「いちごジャム」に。
1㎏の「いちご」を洗ってヘタをとったら、

400g~500gの砂糖をまぶして半日置きます。

「いちご」の水分があがってきたら

レモンを絞って鍋でぐつぐつ。
中火で20分~30分ほどで

「いちごジャム」のできあがり☆

ずいぶん昔から「食べてみたい~💕」
と思っていた神戸の「北野ホテル」の朝食。

昨日テレビで紹介されていて、
「大泉洋」さんと「小池栄子」さんが、クロワッサンをひとくちがぶりと食べて、そのあとそのクロワッサンに「いちごジャム」をのせて食べていました。

美味しそうすぎ!!!

思わず今日の朝食は、クロワッサンと「いちごジャム」。

北野ホテルとはレベルが違うけれど、
「露地いちご」の力を感じる出来立て手作りの「いちごジャム」。
幸せ感じるモーニングです。