Published On: 2021.08.28Categories: 古民家の暮らし, 古民家再生, 道具

昭和の時代の扇風機。
私が子供のころからありました。
小さくて軽いので、どこにでも移動して使っていました。

 

いろんな所で使いましたが、一番長く置かれていたのは、
お風呂の横の脱衣所です。

つい10年くらい前までは、薪風呂だったので、毎日父が薪でお湯を沸かしてくれていました。

今のお風呂のように温度調整はできないので、時には熱くて水を足して入ります。
水を入れすぎてぬるくなると次の人が困るので、初めに入った人は少し熱いのを我慢して入っていました。

のぼせて真っ赤な顔で出てくると
脱衣所の整理ダンスの上の小さな扇風機のスイッチを入れます。
のぼせた顔にちょうど風が当たって、お風呂上りに最高の気分です。

 

後ろ姿もなんだか郷愁を誘います。

この扇風機を見ると、わいわいみんなで賑やかにお風呂に入っていた頃のことや
薪をくべている父の後ろ姿の記憶が蘇ってきます。

 

スイッチは0と1と2の3つだけ。
とてもシンプルな形だからか、数年前まで現役で動いていましたが、
今はスイッチをいれても羽が3ミリくらい動いて止まります。

「扇風機としては使えない」けれど、
今はお店の夏の「飾りとして使っている」ので大切にしています。

 

こちらも、昭和の扇風機。

まだまだ現役です。
最新式のエアコンやサーキュレーターと共に、
お店の換気に一役買っています。

 

さっきの白いちっちゃな扇風機は「National」
今はPanasonicに変わっています。

こちらの青い羽の扇風機は「Toshiba」
扇風機にTOKYO SHIBAURA って書いてあって、
あ~だから「TOSHIBA」なんだ!!

って今頃気が付きました(笑)

 

平成の扇風機は、指を挟まないように網目状になっています。

 

そして令和になって購入したサーキュレーター。

昔の扇風機に比べて、電気代があまりかかりません。

 

コロナの時代にしっかりと換気をしてくれます。

新しいいい物も取り入れながら、
古い物にももう一度命を吹き込んで大切にしたいと心がけています。

「物」との向き合い方って、年代によって変わってくる気がします。

私の場合は、
若い頃は「見えない収納」にこだわって、隙間をみつけては綺麗に収納することに全力を傾けました。
見た目をスッキリさせたかったのです。

子育てが終わると、「必要な物だけ」に物を減らしてスッキリ暮らしたいと思うようになりました。
この時代に随分たくさんの物を手放しました。

そして今、「必要な物」+「大切な物・お気に入りの物」に囲まれて暮らしたいと願っています。

「捨てる」前に「譲る」「寄付する」「リサイクル」「リメイク」など生かしていく方法を考えます。

今は使っていない思い出の物。
ただ「捨てる」「しまい込む」のではなく、「捨てずに生かす」暮らし。

そんな暮らしに憧れています。

 

8月・9月の「生前整理・片づけ収納講座」