立春を迎えてすぐに、梅の木に優しい雪が積もりました。
まるで梅の花が季節を間違えて爛漫に咲き誇っているようです。
後ろの山の木には雪がなく、空も綺麗な青空なので、
本当に梅の花が咲いているようです。
風が吹くと、粉雪が舞うように木からふわふわ舞い降ります。
まるで花びらがこぼれているようで、一足早いお花見気分です。
このブログのタイトル「春永日誌」の『春永』は
「いずれ春永(はるなが)に」という言葉からとりました。
「春の日の長い季節になれば」
「いずれまた」
「いつかゆっくりした時に」
「またいつの日にか」
という意味があります。
ゆる~く再会を願う言葉です。
私は「再び春が巡ってくるように、いつかまたお会いできますように」
という気持ちを込めて「春永」という言葉を大切にしています。
「春」と「永」という字は大切な人を思い起こさせてくれる字でもあります。
生きている人だけでなく先に旅立った人とも、いずれまた会える日を楽しみに
という気持ちで、「春永日誌」という名前にしました。
2022年の2月、コロナ禍のため会いたい人に会えない時間を過ごしています。
きっとたくさんの方が自粛生活を余儀なくされていることでしょうね。
立春とはいえ、再会の春はまだもう少し先のようです。
今年はいつにもまして梅の花が咲く春が待ち遠しいです。
厳しい寒さが続きますが、皆様どうぞご自愛ください。
よき春をお迎えになりますよう心よりお祈り申し上げます。
いずれ春永に。
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