Published On: 2022.04.06Categories: 生前整理, 笑って泣いて介護日記

陶芸が趣味で、たくさんの器や壺を作ってくれた父は今92歳。

介護度4で、認知症と緑内障など患っています。

 

でもとても朗らかで、私を見るといつもにこにこ
「あっこの顔はまん丸じゃあ~。」と大笑いします。

その笑顔を守りたくて、両親が住む家を快適に過ごす方法を考えて実践しています。

以前ベッドを移動して症状が劇的によくなったことをご紹介しましたが、

親の家の片づけで、1番大切なことは「安全・安心」です。

安全に過ごすためのツールには様々ありますが、
その1つが『手すり』ですね。

父のベッドはベッドガード付き。

 

母のベッドの横には置き型の短い手すり。

 

玄関には作り付けの手すり。

 

扉の前に置き型の手すり。

 

続く廊下には作りつけの手すり。

手すりの工事は住宅改修費なので、介護保険で支給対象となります。
支給額は対象工事費の9割~7割です。
工事着工前の届け出が必要だったり、支給限度額が決まっているので注意が必要ですが
ありがたく使わせていただきました。

置き型の手すりはレンタルで、これも介護保険が適用です。

 

よく通るトイレまでの廊下には、作り付けと置き型の手すりを組み合わせて。
手すりを取り付ける柱などがない場合、置き型の手すりはとっても便利です。

 

↓こちらは縦型の手すりを柱の角に取り付けて、どちらからでも使いやすいようにしています。
柱の角に手すりが取り付けられるなんて、初めて知って感動しました。

 

手すりを取り付ける際に、床に置いていたたくさんの物を移動しました。
そして床には何も置かないように母に頼みました。
安全に暮らすために、床置きはしない方がいいからです。

でもなかなかできなかったのですが・・・。
週に1度ヘルパーさんが床掃除をして下さることになってからは、床置きがぐんと減りました。
ヘルパーさんが掃除をする時に、物がない方が掃除しやすいから置かないようになったみたいです。
ヘルパーさんのおかげです!!感謝♡

 

左目が失明していて、右目も緑内障で見えにくい父にとって、手すりは道しるべです。
写真以外にもあらゆる所に手すりを置いています。

高齢者の転倒などの事故の発生場所の8割近くが住宅内と言われています。
高齢者は転倒→骨折→入院→寝たきり・認知症となる確率が高いです。

父の場合は腕力はあるので、手すりがあると少し安心。

玄関の外にもレンタルの外用の手すりを設置。
外用のレンタルの手すりがあるなんて知らなかったので、
教えてくださった担当の方に感謝です!!

 

今後、外の駐車場までの小道に手すりをつける工事をしてもらう予定です。
また完成したら、ご紹介しますね。

 

近所の大池のほとりの桜。

 

両親を連れて、お花見をしました。

「桜が見える?」
と聞くと

「見える見える!!」

「戦後親父が戦地から戻った時に、この大池公園でみんなで弁当を食べたんよ。」

「この桜はもう老木じゃよ。」

とハッキリ話してくれました。

時々、何かのきっかけで昔のことを思い出して話してくれるのが楽しみです。
この笑顔を守りたいと心から願っています。

 

投稿者プロフィール

永井 晶子
永井 晶子生前整理・片づけ収納アドバイザー
~捨てずに生かすお片づけ~
物・心・情報を整理し、
かろやかで心豊かに暮らすための
片づけ方のご提案をしています。