今年最後の紅葉もみじの落ち葉。
作ったばかりの竹垣のそばに落ちてきます。
もともと柴犬「まり」のドッグランとして竹で柵を作っていました↓
作ったころは「まり」は目が見えていたので大喜びでした。
懐かしい~。
数年経って竹が朽ちてきました。
そして、つげの木の形がいびつになってきて・・・。
(私が剪定していたら、変な形になってしまいました。)
そこでもう少し頑丈で手間のかからない竹垣を作ることに。
お願いしたのは竹林を持ってるおじいさん。
自分で「もう年じゃけえ、これが最後の仕事じゃあ。」
とおっしゃいます。
竹垣を作るのは初めてだそう。
それでも2人で、相談しながら楽しんで作りました。
色を塗るのは私の仕事。
おじいさんが持ってきてくれた枕木に防水も兼ねて色を塗ります。
塗料を小出しにする入れ物がなかったので、
おじいさんが竹を切って入れ物にしてくださいました。
「なるほど~。」
と感心する私。
なんでも作ればいいんだなあ~。
しっかり乾かします。
次に、板を焼きます。
焼いただけでは、ただの焦げた板ですが
磨くと
(鼻の穴まで煤が入ってきて大変!!ゴーグルとマスクと帽子で完全防備して作業しました。)
木目が浮かんできて、感じがいい焼き板になりました。
焼いて磨いた板を組み合わせて土台を作り
山で切ってきた竹を取りつけます。
横にも竹を渡します。
おじいさんが、遊び心で端っこに小さな屋根もつけてくれました。
足元が気になったので、固まる土を入れて
石を載せます。
完成!!
普通の竹垣の作り方とは違うけれど、
楽しく相談しながら作れて満足です。
実は竹を紐で結ぶために、
ほどけない結び方「男結び」を、良く知ってる方に教えてもらったのですが、
おじいさんも私も覚えられず💦
「無理だあ~。」
「やめとこう~。」
とあっさり断念した経緯があります(笑)
自然の竹なので、時間とともに緑色から茶色になり、そのうち朽ちていきます。
その変化も楽しみたいと思います。
これで、剪定する手間がなくなり、つげの木の葉の掃除をしなくてよくなりました。
草抜きも不要です♡
これから先、いつまで自分で剪定や草抜きができるかわかりません。
庭師さんにもお願いしていますが、お金もかかるのであまり何度もは頼めません。
次の世代のために、庭中にあるたくさんの木の整理も、私の生前整理です。
今日は雨。
雨に濡れた紅葉の落ち葉が、彩りを添えてくれています。
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