Published On: 2021.06.04Categories: 笑って泣いて介護日記

認知症の91歳の父。

体力自慢で、昨年まで山から竹を切って担いで下りていました。
(まりと大八車の車輪)

手先が器用で、陶芸の作品をたくさん作りました。
(無骨で素朴な手作りの器)

両親は私の家から徒歩1分の所に住んでいます。
コロナ以前は、毎日あれこれ大声で話しながら夕食を一緒にとっていました。

父は耳が遠いので、お互いものすごい大声でしゃべります。
騒音レベルです(笑)

 

時には写真を整理してアルバムを作ったり思い出話を聞いたり、これからの事を話したりして生前整理も進めていました。
(父の生前整理~写真とともに)

 

でも、昨年の3月から新型コロナ感染を避けるために、食事は別々。
普段もなるべく接触しないようにして、会うのは朝の挨拶・買い物・通院や徘徊して探しに行った時だけにしました。
掃除や片づけは父がデーサービスに行っている間にしていました。

今年の3月中旬までは、父はゆっくりだけれどひとりで歩いて、
買い物に行けば当然のように買い物袋を持ってくれていました。

いつも朗らかで私を見ると大笑い。
私の存在自体がなぜか父の笑いのツボだったみたいです。

 

ところがあれよあれよという間に、3月下旬には1人では1歩も歩けなくなりました。
声をかけても反応が薄く、表情が無くなりぼーっとするようになりました。

私は、その姿がショックで・・・。
でも落ち込んでいる時間はない、最善の方法を探さなきゃあ。
と思い直しました。

脳外科・内科・泌尿器科・眼科・循環器科・・・。
様々な検査をしてもらいました。

結果が出るまでは、
(もしかして脳梗塞が再発して少しずつ進んでいるのでは?)
と、心配で夜眠れなくなり、父の様子を見に行ったりしていました。

夜、外に出るのは実は怖いのですが・・・
猪にばったり出会うことがあるので💦

結局、原因は緑内障(左目は失明・右目はわずかに見える)と老化(脳の萎縮)でした。

 


(↑病院のモニター画面)

40歳以上の日本人の17人に1人が緑内障。

60歳以上では、10人に1人。

症状が進行するまで自覚症状がない病気でもあります。

 

「40歳超えたら、定期的に検査してくださいね」
とお医者さんに言われて、

(もうすぐ60歳、検査しなきゃあ!!)
(母の検査もすぐしなきゃあ!!)
と心に決めました。

先生には
「認知症の場合、緑内障に気づくのは難しいです。でも右目が完全に見えなくなる前に気づいて良かったですね。」
と言ってもらったけれど、

もっと早く気付いてあげていたら・・・という後悔は残ります。

今から思うと、歩くのがゆっくりになった時、異常を感じることができたら・・・と思います。
(加齢による運動能力の低下だと思っていました。。。)

 

父の場合、最近
「真っ暗じゃあ。こわいこわい」
「今日は黄砂がひどい。家の中までまっ黄色じゃあ。」
と言うようになりました。

父は自分が見えてないとは認識できず、実際に周りが暗いとか黄色いのだと思っているようなのです。
つまり認知症の場合、自分の症状を伝えるのは難しい場合があるので、周りが気づいてあげるしかないということだと思います。

目が見えにくくなると認知症も悪化しやすいそうなので、細心の注意をして見守ろうと思います。

 

40歳以上の方、眼科受診をお勧めします♡

そして身近な高齢の方の検査もぜひしてあげてください。

早期発見できれば、失明する危険は回避できるそうです。

 

父の病気の診断がついたので、今後どうしたら良いか様々な人に相談しました。

すると想像しなかった結果が訪れました。

 

その話は

いずれ春永に・・・。