Published On: 2022.01.20Categories: 古民家の暮らし, 道具

南部鉄瓶で沸かした白湯(さゆ)を毎朝飲む生活を続けています。
百歳(ももとせ)を生きる時代。
少しでも健康寿命を延ばしたいとささやかな取り組みです。(笑)
妹の料理家かめ代。の影響です♡

↑鉄瓶(左)と鉄の急須(右)

家にある鉄瓶を改めてよく見てみました。
昔から炭をおこして火鉢の上にちょこっと載せてお湯を沸かしていたので、あるのが当たり前だった鉄瓶たち。
50年以上たっても現役の鉄瓶もあります。

 

火鉢に鎮座する一番のお気に入りの南部鉄器の鉄瓶。
弦つる(持ち手)は動かない仕様で、横にぷっくりどっしりしています。
蓋のつまみが持ちやすいです。
長く使い続けた何とも言えない味わいがあります。

 

こちらの鉄瓶は底に穴があいてしまってもう使えませんが、オブジェとして飾っています。
弦つるが空洞になっていて、「袋弦(ふくろづる)」というそうです。
今では珍しいらしいです。
お湯を沸かした時に弦が熱くなりにくい利点があるそうですが、
残念ながら使えないので検証できません。

蓋が銅製なので、南部鉄器ではなく京鉄瓶というのかな?

 

こちらも銅製の蓋に梅のつまみです。
弦つるは可動式です。

 

鉄瓶はIHでもお湯は沸かせますが、鉄瓶によってはIHが適さないものもあるらしく、
この度、IHでも安心して使用できる鉄瓶を購入しました。
(「楓花」のお店のキッチンはガスなのですが、私の自宅はIHなので。。。)

ぷっくりしていて底面積が広いので、お湯が速く沸く気がします。

 

鉄瓶の使い初め、メーカーの説明通りに「ならし作業」を行いました。

硬度300mg程度の硬水を8分目まで入れて、中火で20分沸騰させます。
中のお湯を捨てて内部を乾かして本体を冷まします。
この作業を数回繰り返します。

日本の水はほとんど軟水なので、エビアンを買って使用しました。
水の硬度を考えて買ったことがなかったのでいい勉強になりました。

硬度は計っていないけれど、井戸水も使ってみたりしています。

 

鉄瓶の内側に白く膜ができました。

カルシウムやマグネシウムが結晶化したもので「湯垢」とも呼ばれています。
この湯垢がサビ予防になるので、触らずに育てていくのがいいそうです。

 

使い込むほどに湯垢が定着してきて、まろやかなお湯になります。
鉄瓶で沸かしたお湯には「二価鉄」と呼ばれる身体が吸収しやすい鉄が含まれているので、鉄分補給もできそうです。

 

朝一番に鉄瓶で沸かした白湯を飲んで身体を温めます。

 

じっくりと時間をかけて鉄瓶を育てる楽しみが増えて、鉄瓶の湯垢を見るたびに幸せな気持ちになります。
なんだか日増しにまろやかで柔らかい白湯になってる気がしてきます。
(すぐにその気になる~)

使い続けるほどに味わいが出る鉄瓶。
20年後の育った鉄瓶に逢うのが楽しみです。

 

いずれ春永に・・・。

 

投稿者プロフィール

永井 晶子
永井 晶子生前整理・片づけ収納アドバイザー
~捨てずに生かすお片づけ~
物・心・情報を整理し、
かろやかで心豊かに暮らすための
片づけ方のご提案をしています。