Published On: 2020.02.01Categories: 古民家の暮らし, 古民家再生, 道具

冬の山里はしんしん冷え込みます。
昨日はセミナー『古民家とぜんざいと珈琲を楽しむ会』を開催しました。

↑この写真に写っているランプは、実は「生け花で使う花器」と「ガラスのローソク立て」を組み合わせたものです。
使わなくなって出番がなくなった花器をなんとか使いたくて苦肉の策です。
「和」の空間にも調和してお気に入りです。

↓着物や帯のリメイクをご紹介していたら、なんと受講生の方が、洋裁の先生とその生徒さん方だったことが分かって赤面。

着物のリメイクもたくさんされているそうです💦
プロの方にアマが教えていましたーーーーー泣

でもミシンを使わないで作る方法は興味を持っていただけてちょっと安心。

着物や帯を簡単リメイク/テーブルライナー編

アクリル板を載せると汚れ防止になります。皆さん気に入ってくださって、メジャーでサイズを測って帰られました

手作りのテーブルや
古民家再生/ダイニング編

祖母の嫁入りダンスをリメイクしたカウンター
も興味津々で見学されました。
プチリメイク/カウンター編

ボロボロだった襖のリメイクや
プチリメイク/襖編

割れていたガラスの再生も
「すごいね~」
と褒めて頂いて嬉しさMAXです!!
プチリメイク/建具編

古い本の落書きに爆笑。
古書と落書き

唐箕も実際に回すと風がカーテンを揺らして、
「まだつかえるよ~」
と主張しているようでした。
原始的で新しい昔の道具

庭のリフォームも見て頂きました。
古民家のプチリフォーム/水場編

古民家のプチリフォーム/庭編

先日BLOGで紹介したばかりの行火(あんか)。
「知ってる、知ってる!!」
と賑やかです♡
じんわり温かい行火

以上は、今までにBLOGでご紹介したものですが、受講生の皆さまにはその他にもたっぷりbefore afterを見て頂きました。

最後はぜんざいでほっこりと。
今月3回セミナーに来られた方がいらして(感謝!!)、手際よくお餅を焼いて準備してくださいました。

先日の名古屋でのカンファレンスで、エステートセールの堀川一真先生が
「人間より物の方が長生きです。」
と話されたのが、とても心に残っています。

築114年の古民家なので、100年近く前の生活の道具が長生きして残っています。
農家だったので高価なものはないですが・・・(お宝がないのは残念!笑)

でも長い時を経て今目の前にある古い道具をじっと見つめていると、どうしても捨てられなくて・・・

何とかもう一度命を吹き込みたい。
そんな一心で、手間はかかるけれどプチリフォームを続けています。